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Unspoken message is everywhere.
Posted by - 2024.05.07,Tue
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Posted by 昏 - 2014.10.10,Fri
食事に入った店で

寛いでいたのも束の間

突然客のひとりが暴れだした

その姿は鬼と化し宙を飛ぶ

客は逃げ惑い

室内は騒然となった

端のテーブルに居た私たちの元に

次々と酒が投げられ

私はそれを積み上げ

何やら口の中で唱えると

それを投げ返す

すると鬼は姿を消した



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Posted by 昏 - 2014.05.18,Sun
寝ていた場所が血で汚れている
頭に巻いた包帯からうっすらと滲んでいる
どうやら結構なダメージだったらしい

死んだ筈のあの子が子供の姿で現れ
私の手をひく
ついて行ってやりながら
『もう長くはないな』と思う
そこに哀しみは無く
ただ淡々と事実を受け止めている
握った手の先に繋がったこの子が
健やかに大きくなることを心から願う

親元に送り届けたら
私の役目は終わりなのだろうか
そんなことを思いながら車を走らせ
電話をかける
コレカラ ソチラニ ムカイマス
そして気付く
私の傍に子供が居なくなっていることに



Posted by 昏 - 2013.06.24,Mon
誰かに依頼され

私はモノに憑いたものを祓うことになる

今までそういうことをしたことはないし

果たして自分にそんな力があるのかも分からないが

とにかく断れそうになく

私はそのモノを受け取る

そして手の中に起き

知っている詞を力を籠めて唱える

憑いたものはモノから離れ

怒ったのか私の体に入る

その瞬間 

頭がくらくらし

壁に体をもたせかけ

座り込むが

止めずに唱える



物音がして目が覚め

気づくと夜中ベッドの中だった




Posted by 昏 - 2013.03.25,Mon
自宅のダイニングに居る

見知らぬ男が入って来る

がっしりとした体型の中年男性で

白髪混じりの頭がそれを物語っている

一見普通の男だがどこか不気味な雰囲気を纏っている

ダイニングには私と若い女性と子供が居る

男が女性の方に向っていくのをみた私は

危険を感じ女性と男の間に割って入った

男が憤る

頭の中で繰り返す

『家族を守らなければ』

私はどうなっても構わない

どうか家族に手を出さないでくれ

男の前で私は懇願する

男はさっきのヤツもそんな事を言っていた

何故だ?

と言って私の右肋骨を腕で圧迫する

かなりの力だ

これでもか?

私は骨が折れるのを感じながら痛みに耐えた


そこで目が覚めた

真夜中だった

Posted by 昏 - 2013.03.24,Sun
何処かのビルの一室

見知らぬ同士十人程が其処に居る

急に真ん中にいた青年が豹変する

何が彼の気に障ったのか分からないが

懐から銃を取り出したかと思うや

いきなり闇雲に乱射し始めた

皆が身を縮め怯えると彼は余計に苛立ち

誰彼構わず銃口を向けて脅す

ひとりが足に流れ玉を受け床に転がった

要求など無い

だから尚更タチが悪い



そのうち

銃は玉切れになる

すると彼は大人しく口下手なひとりの青年に戻る

放心状態になった彼に私は近づき

何故か抱き締める

自分でも何をやっているのか分からない

しかし抱き締め頭を撫でると

彼はまるきり眠る子供のようになった








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