Unspoken message is everywhere.
Posted by 昏 - 2021.04.25,Sun
物事の核心は
近づくほどに
くっきりと色濃い
一点の真実が浮き出され
その明確さに
安堵を得られるものと
人は求め
だが真髄を深く
知ろうとすればするほど
その焦点はぼやけてしまう
わたしは気づく
真実は点という観念すらない
捉えどころのない
不安定な曖昧模糊の中なのだと
近づくほどに
くっきりと色濃い
一点の真実が浮き出され
その明確さに
安堵を得られるものと
人は求め
だが真髄を深く
知ろうとすればするほど
その焦点はぼやけてしまう
わたしは気づく
真実は点という観念すらない
捉えどころのない
不安定な曖昧模糊の中なのだと
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Posted by 昏 - 2016.05.30,Mon
しっとりと湿った空気の中
竹林の奥の雑木の中で
一人笛を吹いていた
白い狩衣に身を包み
月光を頼りに
心のままに
自己の表現というよりは
鎮魂であり
自然の一部であり
宇宙の理であり
夜は冴え冴えとして
しかし霧は深く
一寸先も見えない
時を忘れ
自分が誰かも忘れ
静けさと笛の音に酔いしれる
その中に遠くから聴こえてくる音
笛に重ねる妙なる音色は
次第に大きくなる
私は笛を止めることなく
その琵琶の音に委ねる
融合するふたつは
初めからそこにあったかのように
溶け合い
新たな時空を生み出し
まるで天に献上するかのように
鳴り響く
互いが何者であるかも
知りもしない
しかし
それが約束であったかのように
他に理解り得ることの出来ない
言葉の無い
魂の繋がりで
竹林の奥の雑木の中で
一人笛を吹いていた
白い狩衣に身を包み
月光を頼りに
心のままに
自己の表現というよりは
鎮魂であり
自然の一部であり
宇宙の理であり
夜は冴え冴えとして
しかし霧は深く
一寸先も見えない
時を忘れ
自分が誰かも忘れ
静けさと笛の音に酔いしれる
その中に遠くから聴こえてくる音
笛に重ねる妙なる音色は
次第に大きくなる
私は笛を止めることなく
その琵琶の音に委ねる
融合するふたつは
初めからそこにあったかのように
溶け合い
新たな時空を生み出し
まるで天に献上するかのように
鳴り響く
互いが何者であるかも
知りもしない
しかし
それが約束であったかのように
他に理解り得ることの出来ない
言葉の無い
魂の繋がりで
Posted by 昏 - 2016.04.30,Sat
倒しても倒しても
襲いかかる敵は限りなかった
望んでいない戦い
傷つけ合う事で
一体何が生まれるのだろう
しかし戦いを放棄する事は死を意味する
今はまだ剣を捨てる訳にはいかなかった
私には自らの命と引き換えにしても
守りたいものがある
ここで負ける訳にはいかないのだ
名誉の為ではない
主君の為でもない
故郷の為でもない
ただひとつ
何の約束も交わさない
愛の為に
どんなに辛くとも
私はそれを守り抜くと決めた
いつか
幸せで穏やかな日々が
あなたに訪れる事を祈りながら
襲いかかる敵は限りなかった
望んでいない戦い
傷つけ合う事で
一体何が生まれるのだろう
しかし戦いを放棄する事は死を意味する
今はまだ剣を捨てる訳にはいかなかった
私には自らの命と引き換えにしても
守りたいものがある
ここで負ける訳にはいかないのだ
名誉の為ではない
主君の為でもない
故郷の為でもない
ただひとつ
何の約束も交わさない
愛の為に
どんなに辛くとも
私はそれを守り抜くと決めた
いつか
幸せで穏やかな日々が
あなたに訪れる事を祈りながら
Posted by 昏 - 2016.04.30,Sat
自己を尊重し認めながらにして
自らの感情は手放せという
自分のものでありながら
もはや自分のものではないと
それが生きる意味なのか
詰め寄られている様な気になる
ヒトの域から出ろというなら
この世に存在する意味は何なのか
何処まで行っても辿り着くことなど無い
無限の時空を彷徨いながら
それでも自己を失うなというのか
答えなどない
目的などない
波の中で
私は溺れ力尽き
息が出来なくなる
ただただ
それが何かの為に行われる
プログラムなのか
自らの感情は手放せという
自分のものでありながら
もはや自分のものではないと
それが生きる意味なのか
詰め寄られている様な気になる
ヒトの域から出ろというなら
この世に存在する意味は何なのか
何処まで行っても辿り着くことなど無い
無限の時空を彷徨いながら
それでも自己を失うなというのか
答えなどない
目的などない
波の中で
私は溺れ力尽き
息が出来なくなる
ただただ
それが何かの為に行われる
プログラムなのか
Posted by 昏 - 2016.04.07,Thu
総て無くしてこそ
引き出される何かがある
その為にどこまでも壊されるのか
私は
望んでいなくても
何かのために
いや目的など無いのかもしれないが
水が落ちるくらいの当然さで
火が焼き尽くすくらいの非情さで
生きながらにして
宇宙の摂理に従う他はない
引き出される何かがある
その為にどこまでも壊されるのか
私は
望んでいなくても
何かのために
いや目的など無いのかもしれないが
水が落ちるくらいの当然さで
火が焼き尽くすくらいの非情さで
生きながらにして
宇宙の摂理に従う他はない